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色覚異常

色覚異常とは、正常とされる他の大勢の人とは色が異なって見えてしまう・感じてしまう状態のことをいいます。
そのため色の区別がつきにくい場合があり、日常生活に支障をきたしてしまう可能性があります。
男性の5%(20人にひとり)、女性の0.2%(500人にひとり)は色覚異常で、女性の10%(10人にひとり)は保因者だといわれています。 両親が正常色覚でも色覚異常の男子が生まれたり、代々女子の保因者の場合は家系内に色覚異常のひとがいなくても色覚異常の男子が生まれることがあります。
先天色覚異常は自覚しにくい場合が多いため、まずは検査を受けて色覚異常かどうかを知り正しく理解することが大切です。早期発見し、症状に合った生活上の対処を行うことで、安心安全な生活を営むことが可能です。

 

石原式色覚検査表
色覚異常の可能性を調べる検査です。
色のモザイクの中から、数字や記号を読み取る検査です。

 

標準色覚検査表 SPP1
色覚異常のタイプを判定します。
1型色覚の人は赤を少し暗く感じており、 2型色覚の人は緑を灰色っぽく感じています。
焼けた肉と生肉の判別や、熟れた赤いトマトと緑のトマトの判別が難しいなど。

 

パネルD-15
15色の色相環を似ている順に並べていく検査です。
色覚異常の程度を強度か中等度以下かの判定、及び1型色覚と2型色覚の判定を行います。

 

ランタンテスト
パネルD-15にて中等度以下と判定された方を、中等度か軽度かを判別する。
赤、黄、緑を2色ずつの組み合わせをランダムに9回提示した光を答えて検査します。

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