コラム

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学校検診・メガネはいつから?

視力をA,B,C,Dの4段階で表しています。
Aは1.0以上、Bは0.9~0.7、Cは0.6~0.3、Dは0.3未満です。A,Bなら、学校での授業には支障は来たしませんが、裸眼でBの場合でも、いわゆる仮性近視や初期の近視や乱視,時には治療を要する弱視の場合もありますから、一度は眼科を受診して、視力低下の原因について検査を受けられることをお勧めします。

情報の約80%は目から入ってきます。
クリアに見えることで風景・光のかがやき・芸術などに感動し、アトラクションを楽しんだり、食べ物もより美味しく感じます。多感な時期のこどもにとっての視力は、心身ともに健康な成長をとげるために必要不可欠です。運動や学習をするうえで大切な役割を果たし、思考力、推測力、創造力の発達にもつながります。

学校では視力が0.7あれば黒板の字が後ろの席からも見えるので、0.7以下になると眼鏡を掛けることが一般的です。しかし、野球やテニスのクラブ活動、生活環境や目の疲れ具合によって必要な視力は様々です。
必要に応じて眼鏡を使用しましょう。
遠視の子どもの場合は程度にもよりますが、できるだけ常用が望ましいです。
遠視の子どもは、いつもピントあわせの筋肉を余計に使っているので、眼鏡なしでは疲れやすい・集中力がなくなるなどの症状がでてきます。

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